あそびの学校
参加者数述べ350万人以上

先生ってどんな人?

先生方は子ども達が大好き

あそびの学校の先生をしてくださっている方は全国で何百名もいます。​​
・幼稚園や学校に勤務している現職の先生や元教員の方​​
・地域の教育機関や子育て施設で働いている方​​
・アトリエなど地元で活動されている芸術家さん​​
・大学などで将来教員を目指している学生さん​​
・主旨に賛同していただき子ども達が大好きな方など​
どの先生も作るきっかけを通して子ども達の大切な成長を見守ってくれています。​

「あそびの学校」と私


「あそびの学校」の指導者として関わらせていた​ だいてから、35年近い年月が流れている事に今更​ ながら驚く。 その長い間一度も“もうやめたい”と​ 思った事がない事にも・・・。 いつの頃からか自分​ の中で決めていた事、それは「あそびの学校」に​ 向う時、ワクワクする気持ちが湧いてこなくなっ​ たらその時が辞める時・・・と。​

「あそびの学校」に参加する子ども達と“つくる喜び”を通して純粋に付き合える時間は、私にとって至福の時である。 時には作ることに目覚め、大好きになり成長していくという指導者冥利につきる過程にも立ち会える。

30余年の間に世の中はアナログからデジタルの世界に大きく傾き、子ども達の生活環境や興味も変化している中、「あそびの学校」の現場は変わらない。 (私も変わらない!)つくる喜び、できた喜びに輝く子ども達の表情は30余年の時を経ても変わらなく同じなのだ。​

そんな中で培われる参加者さん同士のコミュニケーションを育てていく場所というのもステキだ。その環境では、4才~12才の子ども達が同じテーマで一緒に作る。もちろん年齢や能力によって完成度や考え方は違うがそれがいい。

刺激を受けながら意欲が広がっていく。こんなにも素晴らしい場所は他にあるだろうか。

「あそびの学校が社会貢献の場である」と誇れるところでもある。​ 私は世の中がどんなに変わろうと、「あそびの学校」はずーっと続いていって欲しいと切に願っている。

「あそびの学校」は自由

創る場

平成2~4年頃、私は参加者として娘と一緒に​ 参加者として「あそびの学校」に通っていました。​ その後、新しく始まる会場の指導者として誘われ​ 活動に参画することになりました。当初は参加する​ 子どもが少なく店内放送を何度もお願いし、チラシ​ 配りや呼び込み、参加スタンプを作るなど試行錯誤​ の連続でした。その甲斐あってか次第に参加者が増え、​ 娘も小学校高学年になると受付を手伝うようになり、今では孫まで参加しています。

「あそびの学校」は、多くの人が行き交うショッピングセンターで開催されます。無料なので参加も自由、与えられた時間と空間の中で好きなように作ることができます。細かな指導要領はなく、運営方法はある程度その会場の責任者に任されています。子どもたちに対して決まった評価はせず、みんな違っていい。こうした自由さが私の気持ちにピッタリだったからこそ、長年続けて来られたのだと思います。

「あそびの学校に失敗はない」が私の信条です。これは、子どもが失敗しないよう指導管理することではなく失敗してもその原因を一緒に考えたり、上手く表現できるようサポートをし結果として失敗を恐れずに個性を伸ばせるよう子ども達を導きたいからです。​ 大切なのは、子ども達に「できたよ」と「楽しかった」を感じてもらうこと。安全で安心して集えることができ、出会える場で、充実した時間を過ごしてもらうことが、私たち現場の指導者の役割です。ここに参加した子ども達が何かを得て成長することが私の喜びであり願いです。

これまで出会った多くの子ども達、素晴らしいスタッフさん、そして協賛されている商業施設の皆様、全てに感謝しています。​