あそびの学校は、全国のショッピングモール等で開催しています。

あそびの学校
つくるよろこび。つどう楽しさ。
参加者数述べ10万人以上

企業、地域、関係者とのコラボ Focus on 5 Events

企業、地域、教育関係者が連携し、新しい「あそび」に挑戦

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「あそびの学校」では、これまで企業や地域の人々の協力を得ながらさまざまな企画にチャレンジしてきました。 時代とともに変化していく環境や人々の意識を反映させながら、「あそびの学校」はこれからも新たな「あそび」の可能性を追求し続けます。

木の廃材を使った初の立体作品展に挑戦

チャイルド・ワークス展

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本企画では、スペースや作品保護の問題から都市部での実現が難しい立体作品での初の展覧会に挑戦。西武グループに協力いただき、子どもたちが家族と出かけやすく、作品の観覧と同時に楽しく遊ぶこともできる「としまえん」で開催しました。東京都私立幼稚園協会の後援もあって約300の幼稚園が展覧会への参加を表明。建具屋などで出る木片を約半年間かけて集め、素材として無料提供しました。幼稚園にお願いしたのは「子どもを遊ばせながら作ってください」ということのみ。木片遊びが楽しくて、登園時間が早くなった子どもいました。展覧会では、幼稚園教諭の方から「他の園の立体作品を見る機会はなかなかないので、勉強になります」との声を多数いただきました。木片を提供いただいた業者も、「今まで捨てていたものでも、子どもの手にかかるとすごく変わるんだね」と、驚かれていました。企業と社会の関わりが薄かった時代のメセナ(企業による文化・芸術支援活動)の先進事例の一つです。

空き缶アートから社会問題に触れる

空き缶利用工作コンクール

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当時、空き缶のポイ捨てが問題になっていたことから、資源の活用と造形的表現を通じて子どもたちの社会問題意識を養うきっかけにと、夏休みのイベントとして計3回企画しました。「三国コカ・コーラボトリング 」から空き缶を、各地の「マルエツ」から作業会場を提供いただき、子どもたちがのびのびと空き缶で作品に取り組める環境を実現。一都三県の子ども育成会連盟にも協力いただき、地元の美術教諭に会場での子どもたちの指導をお願いしました。空き缶をはじめ必要な道具はすべて会場に用意し、子どもたちはいつでも工作を楽しめ、その間、保護者は買い物や家事ができ、マルエツは集客につながると、三者三様に満足いただける内容となりました。一次審査を通過した作品を集め、都内のホテルで展覧会も開催。三国コカ・コーラボトリングのアイデアで入選作品をまとめた本も制作し、首都圏の学校図書館に寄贈しました。

1万点以上の絵で駅広場と店を埋め尽くす

国鉄高崎線開通100周年記念協賛「SL造形展と児童絵画展」

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公共機関である「鉄道」の意義を子どもたちに考えてもらうとともに、子どもたちの作品を社会に活かし、美術教育と地域社会の連携の可能性を探る機会として、「国鉄高崎線開通100周年記念事業」に参画。段ボールアート造形作家・滝口明治氏による巨大SL段ボール、高崎市内の小・中学生による鉄道絵画の展示を高崎駅の待合い広場とダイエー高崎店で実施しました。集まった約12,800点の絵画をすべてを展示、子どもたちやその家族の皆さんに駅や店に足を運んでいただくきっかけとなりました。当時の高崎駅駅長が「これだけではもったいない」と、1日だけ駅の駐車場を開放。さらに、地元の木材店から木片、ホームセンターから工具などを提供いただき、木片によるSL作りイベントも実現しました。その後、横浜、戸塚などの駅でもSL段ボールと子どもたちの鉄道絵画による展覧会を開催、美術教育の新しい可能性を示しました。

創造力を養う都会っ子たちの里山体験

奧会津自然教育村

自然に親しみ、自然の性質や空間を生かした造形に親しみながら「創造する力」「生きる力」を養うための自然教育プログラムです。筑波大学、東京学芸大学、お茶の水女子大学の各付属校の教諭を指導陣に迎え、福島県金山町の自然教育村に3泊4日で滞在。金山町の全面協力のもと、地元の方にはそれぞれの経験を活かした草履作り、豆腐作りなどのワークショップを開催いただきました。初対面の人間と協力し合うことを学ぶために、友人と参加した場合には違うグループになるように配慮。テレビもゲームもない環境に、最初は「早く帰りたい」と訴える子もいましたが、安易に道具に頼らず、自然の中にあるものだけで魚を捕まえたり、絵を描いたりする楽しさに、最終日には「帰りたくない」と言いだすほどでした。後日、お礼の言葉とともに「子どもが泊まった民宿に家族で泊まってきました」という保護者の声もあり、ここでも造形教育の影響力を実感しました。

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街中の駐車場にマイホームをつくる

星空ベンチャーランド

孤立しがちな現代の子どもたちに、協同でひとつのことを成し遂げる喜びを体験してもらおうと企画した、夏休みのイベントです。ジャスコ、忠実屋などのスーパーマーケットの駐車場をお借りし、小学校3年生から6年生の6~7名1班で、それぞれ段ボールハウスを制作。そこで1泊して、翌日、解体するというプログラムです。完成しても暑くて中にいられない段ボールハウスもあり、子どもたちは「家」の構造の秘密を思いがけず発見していました。仮装大会、体操など、宿泊中の遊びも皆で協力し合うものを用意。初参加の時は団体行動が苦手だった子どもが、2年目、3年目には、集団における役割分担を考え、自ら班をまとめられるまでに成長し、保護者から「あのイベントで子どもがものすごく変わった」と驚かれたことも少なくありません。この活動はその後10年継続、造形活動が意欲的な子どもを育てるきっかけとなる試みであることを再認識できました。

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子どもの潜在力と商業施設の潜在力を引き出す

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ショッピングセンター(SC)の魅力は、買い物、食事、娯楽など多様な目的を達成できる利便性と快適さがあることです。 自然に人が集まりやすい場、一つの地域生活拠点として、私たちはこの商業施設に注目してきました。
子どもの遊び環境は「時間」「場所」「仲間形成」「遊び方法」が一体化して成立しますが、SCではこのうち「時間」「場所」を確保できます。 あとは「あそびの学校」が「仲間形成」と「遊び方法」のきっかけを創りだし、広報や運営、指導者のコーディネイトを担うことで、街の遊び環境を整えることができます。 一方、地域に受け入れられる市民の一員としての存在を目指す商業施設も、消費者とのいい関係づくりを志向しています。 「モノ」だけでなく「コト」を提供することは、商業空間の価値を高めることに貢献できます。 このように子どもの力は商業施設の活用によって引き出され、商業施設の潜在力もまた、子どもの存在によって引き出されていくと私たちは考えています。

商業施設を生かした3つの場所

商業施設の力
子どもの抱える問題
ストックの活用

都市における子どもの居場所=造形広場

創る場
協同の場
学ぶ場